新型コロナウイルスに伴う暫定的な講習会の実施について

 

（公財）日本産業廃棄物処理振興センター（ＪＷセンター）は、この度の新型コロナウイルスへの感染防止の観点から、4月から6月までに予定していた講習会（新規許可講習会、更新許可講習会及び特別管理産業廃棄物管理責任者講習会）を中止しています。

緊急事態宣言が解除された自治体も多いですが、引き続き人の移動を自粛し感染リスクを低減することが求められ、かつ、感染防止対策が長期化するおそれがあることから、臨時の措置として、7月以降の当分の間、暫定的な講習会を実施すると発表されました。

オンラインで受講、会場で受験

暫定的な講習会は、オンライン講義と会場試験を組み合わせ、会場での感染防止対策を講じた上で実施する予定です。

暫定的な講習会の受付から修了証までの流れ

１．オンライン申込

オンライン講義の関係上、受付申込は書面ではなくWEB申込に限定されます。

なお、受講料は従来通りですがWEB申込料金が適用されます。

２．ＪＷセンターよりテキスト送付

オンライン講義で使用するテキストが送付されてきます。

３．オンライン講義

受講希望者の自宅等のネット環境から、パソコンなどでアクセスし、各自オンラインでビデオ講義を受講します。

４．修了考査の会場受験

オンライン講義を受講後、指定された会場で試験を受けます。

なお、会場での試験はいわゆる3密を避けるために、1回の試験（1時間程度）の参加者を50名以下とし、数回に分けて実施します。

５．修了証の交付

試験に合格した受講者には従来通り「修了証」が交付されます。

開催する都道府県の在住者のみ受講可能

感染予防の観点から都道府県をまたぐ人の移動を引き続き抑制する必要があるため、暫定的な講習会は当面の間、会場試験を開催する都道府県の在住者のみが受講（及び受験）が可能とされ、他の都道府県からの受講は認めない方針です。

更新許可申請についは、ほとんどの自治体が修了証無しでも申請を受け付けていますが、新規許可申請については有効な修了証が無いと申請できない自治体も多い中、新規許可を急ぐ処理業者さんにとっては、いつ在住の都道府県で開催されるのか気になるところです。

具体的な日程等はこれから

 

実施時期は、緊急事態宣言が解除され、かつ、小規模の集会等の開催が容認される状況となった時期を想定し、下記の通り予定されています。（令和2年5月20日現在）

受付開始が6月中下旬以降を予定
試験開始が7月中下旬以降を予定

また実施する地域についても、緊急事態宣言が解除され、小規模の集会等の開催が可能となった都道府県から順次、会場での試験が受験できるよう開催計画を検討するそうです。

日程等が確定次第、ＪＷセンターのホームページに発表されるようですので、決定が待たれるところです。

また情報が入り次第、こちらでもお知らせしたいと思います。

そもそも講習会とは何ぞや？という方は→こちらをどうぞ。

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